東京オリンピック(五輪)バレーボール男子日本代表の西田有志(21=ヴィーボ・ヴァレンティア)が22日、試合中に負傷したことを明らかにした。

22日のオンラインイベントに高橋藍(20=日体大)と参加。前日のチヴィタンノーヴァ戦で西田は、足を引きずり交代を余儀なくされていた。「すこぶる調子よかったんでいけるかなと思っていたんですけど。ウオームアップした状態ではやってはいたものの、なっちゃうもんはなっちゃうんですね」と話した。

それでも、西田はこの日のオンラインイベントで持ち前の笑顔を絶やさずイタリアでの生活を語った。

世界最高峰のイタリアセリエA1年目で、各会場の熱気に驚いているといい「えげつないですね。海外は太鼓を鳴らしたり、ならではの応援があり。至近距離じゃないと声が通らないこともあった」と実体験を交えて紹介した。

イタリアで生活するようになり、同じリーグでプレーする先輩の石川とよく連絡を取るようになった。「どちらの試合も観ているので、意見を言い合うみたいなことをしていた」。多いときでは2時間半電話することもあるほどで、気に懸けてくれる先輩の存在に感謝していた。