バスケットボール男子のBリーグは24日、理事会を開催し、観客収容制限を緩和し、収容率100%での開催に向けて準備を進めていく方針を決めた。速ければ12月末開催分からの実施を想定。国内プロスポーツでは、プロ野球やJリーグなど他競技に先駆けて“満員”の観客を受け入れることになる。島田慎二チェアマンは「全国単位での規模の興行で収容率100%にトライするのはおそらく初めて。責任があると思っている」と話した。

各クラブと自治体との協議状況に加え、チケット発売開始のタイミングなども関係するため、年内に収容率100%に対応できるのは1、2クラブ程度となる見込み。

コロナ禍により、収容率の50%以内のルールがこれまで適用されてきた。大声での応援などについては規制が継続される。