開幕して個人第1戦(ヒルサイズ=HS97メートル)が行われ、高梨沙羅(クラレ)は合計203・6点で6位だった。1回目に93メートルを飛んで3位につけたが、2回目は87・5メートルで順位を落とした。

20歳のマリタ・クラマー(オーストリア)が104・5メートル、96メートルの大飛躍をそろえて253・5点で圧勝し、通算9勝目を挙げた。岩渕香里(北野建設)は26位だった。

2回目を3位で迎えた高梨だったが、空中の伸びを欠いてK点(90メートル)手前で落ちて後退。開幕戦での表彰台を逃し「ここに来るまですごくいい練習をできていた。この結果になり、本当に悔しい」と振り返った。

飛距離が伸びなかった要因を「踏み切りのタイミングを逸してしまった」と分析。自身が5年前に記録した102メートルのジャンプ台記録を、優勝したクラマーが2・5メートル更新した。「記録はいつか誰かが塗り替えるもの」と、淡々と受け止めた。

岩渕香里の話 練習でできるパフォーマンスが試合でできなかった。残念な試合になった。助走でスキーが先に走ってしまって後から体が追いかけるので(踏み切りで)パワーが乗らない。

(共同)