筑波大が3-1(26-24、25-11、26-28、25-20)で長崎国際大を退けた。前回大会に続き3位に輝いた。

秋季リーグ全勝優勝の筑波大が意地を見せた。得意のサーブでリズムを作り、粘り強いブロックやレシーブから流れをつかんだ。中西康己監督は「スタートから下級生たちのプレーが勢いをつけてくれた」と、前日の東海大に敗れた悔しさをバネに序盤から攻勢を仕掛け2セット連取。その後長崎国際大に1セット奪われるものの、主将の高間来瞳(4年)ら最上級生たちが要所を締めた。

高間は「自分自身のプレーはうまくいかなかったんですけど、全員が勝ちにいくプレーを見せられた」。前日の東海大戦後には「ずっと泣いていた」と悔し涙が止まらなかったが、この日の涙にはうれしいが入り交じっていた。王座奪還を頼れる後輩たちに託す。