フィギュアスケートの日本人選手を指導するステファン・ランビエル・コーチ(36)が、22年北京オリンピック(五輪)の代表最終選考会を兼ねた全日本選手権(23~26日、埼玉)に向けて入国可能であることが明らかになった。6日、日本スケート連盟の担当者が「在留資格を持ち、再入国となるため」と説明した。

同コーチはスイスを拠点とし、島田高志郎(20=木下グループ)や宇野昌磨(23=トヨタ自動車)を担当している。新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」の世界的な急拡大を受け、政府は厳格な隔離措置を実施。北京五輪を目指す選手や関係者に限っては、帰国後14日間の待機期間内も計9回のPCR検査など厳格な管理を徹底した上で練習できる。

◆おわびと訂正 5日に掲載した記事では、ランビエル・コーチが全日本選手権に向けて入国できないとしましたが誤りでした。確認が不十分でした。おわびして訂正します。