体操男子でオリンピック(五輪)個人総合2連覇を果たし、14日に引退会見に臨んだ内村航平(33=ジョイカル)の言葉に多くの報道陣が耳を傾けた。会場となった都内のホテルには150人を超える報道関係者が訪れ、注目度の高さが示された。

会場では出席者に検温、体調チェックシートの記入が義務付けられ、新型コロナウイルス対策が施されていた。内村は冒頭で「皆さん、本日は私の引退会見にお集まりいただき、ありがとうございます。新年あけましておめでとうございます。引退会見ということで、特別な感情はそこまでなくて、ただただ『引退するんだな』っていう感じで、あんまり実感は今のところないです」と口にし、現役生活での思い出や、今後についての言葉を紡いだ。