競泳の北島康介杯が21日、東京辰巳国際水泳場で行われ、東京五輪女子個人メドレー2冠の大橋悠依(26=イトマン東進)が2種目に出場した。200メートルバタフライで2分11秒57で4位、100メートル平泳ぎでは1分10秒24で5位だった。

大橋は「レースの強度まで練習で追い込むのは難しい中で、きょう1日だけでもすごく良い取り組みになった」。昨夏の五輪以降は東洋大時代から指導を受けていた平井伯昌氏の下を離れ心機一転を図った。今年初のレースを振り返り「現状どこまでできているか、何が足りないか分かってきた」と手応えをつかんだ。

男子200メートルバタフライは、東京五輪銀メダルの本多灯(20=アリーナつきみ野SC)が1分53秒87で制した。男子100メートル背泳ぎは入江陵介(31=イトマン東進)が53秒08で勝った。池江璃花子(21=ルネサンス)は女子200メートル自由形で1分58秒77の2位だった。