アランマーレ秋田は、シャンソン化粧品と対戦し56-77で敗れた。

第1、2Qの攻防が全てだった。前週東京羽田戦でWリーグ初勝利を挙げ勢いづくアランマーレの出ばなをくじこうと、シャンソンはスタートから全開。アランマーレは守備の強度を上げてきた相手に対し、なかなかゴール下まで侵入することができず、攻撃が単調となった。また、180センチのディヤイ・ファトーの高さと野口さくらの速いドライブに手を焼き、19-40の21点差で前半を折り返した。

後半は小沢彩佳、久岡真歩子、高野柚希らの3Pが決まり、後半だけをみれば37-37とスコアは互角。それだけに前半の出来が悔やまれた。後半に3P2本を決めた小沢は「相手のパスワークや合わせから失点を重ねてしまい、自分たちの流れに持ってこれなかった」と試合を振り返った。また、小嶋裕二三ヘッドコーチは「うちとしては最も避けたい試合展開となった。だが(ニアン・ンディ)クンバ、(コナテ)カディジャ、高野らが経験を積めたこと、終盤に3Pが続いたことが明日の試合につながってほしい」と前を向いた。アランマーレは今日23日もシャンソンと対戦する。