初代王者を目指す東京サントリーサンゴリアス(東京SG)が、5連勝で11勝1敗とし首位を守った。

元日本代表ヘッドコーチで、チームに助言する役割を担うエディー・ジョーンズ・ディレクター(62=現イングランド代表監督)が視察。

前半30分すぎまで来季3部降格が確実な大阪(NTTドコモ)にリードを許す展開も、最後は地力の差を見せつけて計6トライを奪った。

後半終了間際には左の密集から右へ展開。途中出場した明大出身のSO田村煕(ひかる、28)の長い飛ばしパスを受けた筑波大出身のWTB仁熊秀斗(23)が、ダメ押しのトライを挙げた。

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ミルトン・ヘイグ監督は「ボーナスポイント(勝ち点)を取ることができて満足はしているが、次の試合までにはもっと良くしないといけない」と話しつつ「エディーは年に1、2回は来日するチャンスがある。練習と試合の内容を見てアドバイスを伝えてくれる」と明かした。

FB尾崎晟也(せいや、26)は「ミスで苦しい時間はあったが、我慢をして80分間を通じて勝ちきれたのは良かった」と話した。