アザレア・セブンは、参加9チーム中の7位で全国大会を終えた。7~9位決定戦で湘南ベルマーレ(神奈川)に62-0、国際武道大(千葉)に57-0で圧勝。前日16日の予選で日本経済大(福岡)とブレイブルーヴ(東京)に連敗した屈辱を晴らした。

この日の2試合は、新人WTB迫田夢乃(22)が計5トライ。「いい形でチームメートがつないでくれた」と感謝した。予選では、ノックオン(手や腕などにボールが当たって前方へ落とす反則)で流れを断ち切ったことを反省。「順位決定戦では改善できた」と振り返った。

予選で対した2チームとは、先月20日の親善大会でも戦い、計2勝1分け1敗。優勝していたため、今大会の予選では精神的に受け身に回った。この日は積極的なプレーを取り戻し、攻守で躍動。格下のチームとの2連戦を制した。

参入を目指す最上位リーグ「太陽生命ウィメンズセブンズシリーズ」の第2戦(5月14~15日、エコパスタジアム)にゲスト参戦できる可能性がある。小池善行監督(43)は「チームのレベルは上がっている。チャンスがあれば挑戦者として臨みたい」と意気込んだ。【倉橋徹也】