6月の世界選手権(ブダペスト)に出場する日本代表が、美しい吸血鬼たちに変身した。

オープン参加の日本代表(吉田萌、京極、佐藤、木島、比嘉、柳沢、藤井、吉田理)が、「吸血鬼~バンパイア~」をテーマにした演技を披露。血の付いた口元を拭うしぐさなどで迫力やスリルを表現し、92・3630点をマークした。

吸血鬼の目や耳をイメージした斬新な衣装は、黄色の蛍光色のデザインも施され、水中から飛び出したときにひときわ目を引く。昨夏の東京五輪代表の京極おきな(20)は「チーム全員でアイデアを出して、そのなかから選んでもらった衣装。みんなの思いが詰まっている」と、うれしそうに説明した。

前日のハイライトルーティンの反省を生かし、一体感のある演技をすることを強く意識。京極は、「みんなで話し合い、焦らずに落ち着いてできた」と手応えを感じた様子。「まだ足りないところはたくさんある。世界選手権では一体感や迫力のある、テーマに沿った演技を見せられるようにしたい」と語った。

最終日の第3日はチーム・フリールーティン(FR)にオープン参加する。