トライアスロン女子のエース、高橋侑子(30=相互物産)が、パリ五輪に向けて横浜でスタートを切る。

世界シリーズ開幕戦の横浜大会は14日、山下公園周辺特設コースで開催。12日にオンラインで会見した高橋は「気持ちは高まっている。自国でのレースで、しっかりと結果を残したい」と決意を口にした。19年大会では、世界のトップと激しいメダル争いを演じた。

4位に終わったものの「レースを盛り上げることができたし、いい思い出がある」と表彰台を目指して話した。その19年大会以来、有観客で行われる大会。パリ五輪に向けて「一歩一歩、目の前のことをやって、その先につなげていきたい」と話していた。

〇…パラトライアスロンPTS4男子の宇田秀生は「パラトライアスロンを盛り上げることができれば」と銀メダルを獲得した東京パラリンピック以来のレースとなる横浜大会を楽しみに話した。東京大会以降は休養をとったこともあって「あの時の状態には戻っていない」と言いながらも「どこまでできるか、楽しみです」と話していた。