ラグビーの「リーグワン」で来季2部に昇格する豊田自動織機シャトルズ愛知は13日、元日本代表プロップの畠山健介(36)が現役引退すると発表した。

畠山は仙台育英高を経て入学した早大で、清宮克幸監督、中竹竜司監督の下、同学年のFB五郎丸歩(36)らと大学日本一を経験するなど黄金期を支えた。サントリー(現東京SG)入り後は日本代表に定着して78キャップ。15年W杯イングランド大会では歴史的勝利を挙げた南アフリカ戦に先発するなど、主力に定着した。ピッチ外では日本ラグビー選手会の会長も務め、米国でもプレー。21年に愛知へ加入していた。

この日、チームを通し「ラグビーを通じて、良いこともそうじゃないことも、素晴らしい景色も、涙でにじんだ景色も見られました! ラグビーをしていたからこそ出会えた人たちに感謝です。全てかけがえのない出会い、瞬間、感情、景色でした。本当にありがとうございました」などとコメントした。