15日まで開催された体操のNHK杯(東京体育館)で、同一人物名義による観戦チケット約1600枚の購入予約が決済されなかったことが18日、日本体操協会関係者への取材で分かった。同協会は被害届の提出は見送りながらも、悪質な迷惑行為として警視庁に相談した。

チケットはインターネット予約で、期日までの決済を求めていた。同協会は女子の14日、男子の15日で各1400枚の販売を予定。このうち同一人物名義で予約されたのは14日の約600枚、15日の約1000枚で、決済期日を過ぎると再予約していた。

15日は2階席が予約完売となり、協会は3階席を追加販売。だが、2階席の大半は決済されなかったため空席になり、3階席の一部購入者を2階席に振り替えた。新型コロナウイルス対策で、当日の窓口販売はしていなかった。

協会は今後、個人で予約可能な枚数を制限するなど再発防止策を検討する。(共同)