昨季の全国大学選手権準決勝で激闘を演じた王者帝京大と京都産業大が、都内で対戦した。

前半8分すぎに左ラインアウトからモールを押し込んで帝京大が先制トライ。序盤には京産大がスクラムで10メートル以上押し込む場面もあった。前半は接戦となり21-14と帝京大リードで折り返した。

後半に京産大がミスを繰り返すと、帝京大はそれを見逃さず得点につなげる。帝京大が流れをつかみ、後半だけで31-0。前後半合わせて52-14と突き放し、大学王者の貫禄を示した。

両校は今年1月2月の準決勝(国立)で対戦し、大接戦の末に帝京大が終了間際の逆転劇で37-30で勝利した経緯がある。

今後、帝京大は春季交流大会で29日に明治大と対戦(静岡・エコパ)。

京産大は京都ラグビー祭で29日に同志社大戦(西京極)に臨む。

昨季、大学選手権準優勝の明大は、山梨で行われた招待試合で慶応大と対戦。明大が22-17で慶大に勝った。