テニスのウィンブルドン選手権で女子シングルスの本玉真唯(島津製作所)が29日の2回戦で敗れ、シングルスの日本勢が早々に姿を消した。錦織圭(ユニクロ)と大坂なおみ(フリー)の男女のエースがけがで不在の中、あらためて層の薄さが浮き彫りになった。

相手の途中棄権で2回戦に進んだ本玉を除く3人は1回戦負けだった。男子の西岡良仁(ミキハウス)は世界ランキングが101位、ダニエル太郎(エイブル)は118位、女子の土居美咲(ミキハウス)は108位で、格上選手との芝での対戦で力負けした。

赤土の全仏オープンでは男女計4人が初戦敗退。球足が遅い赤土、速い芝のコートには難しさもあるが、下部ツアーにも参戦する29歳のダニエルは「誰も知らないような19歳でも、うまい人たちがたくさんいる。何年か前に比べるとミスしてくれる選手がいなくなってきた。日本選手が苦労しているが、ランキングを見れば当たり前」と焦燥感をにじませた。

世界139位で22歳の本玉は77位のディアヌ・パリ(フランス)に3-6、2-6でストレート負けだった。16度もブレークポイントを迎えながら二つしかものにできず、流れを引き寄せられなかった。「決めさせてくれないのがトップ100に入る選手の強さ。正確性、展開力、身体能力を強くして上達したい」と課題を挙げた。(共同)

 

◆WOWOW放送予定 1日午後6時50分から。2日午前0時から。ともにWOWOWライブ。生放送。男女シングルス3回戦ほか。WOWOWオンデマンドで最大10コートがライブ配信される。