国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長は21日、イスラエルのテルアビブで行われた1972年ミュンヘン五輪でのイスラエル選手宿舎襲撃事件の50年式典に出席し、IOCが長年にわたり死亡した同国選手ら11人への追悼を怠っていたことを謝罪した。AP通信が報じた。

パレスチナ・ゲリラによる50年前の襲撃で犠牲となったイスラエル選手団の遺族は、IOCに五輪開会式での公式な追悼式典を要望。長らく実現しなかったが、昨年の東京五輪の開会式で初めて黙とうがささげられた。バッハ会長は「私たちがこの痛みや苦悩を引き起こした。本当に申し訳ない」と語った。

ドイツのシュタインマイヤー大統領も今月5日、国として遺族に初めて公式に謝罪している。(共同)