チーム一体で目標の「プレーオフ(PO)進出」に突き進む。Wリーグ・アランマーレ秋田は29日、秋田市内で出陣式を行った。ホーム戦は昨季の8試合から10試合に増え、10月22、23日は秋田・横手市雄物川体育館で山梨との開幕戦に挑む。平松飛鳥(28)は「県民の皆さんに私たちのプレーを見ていただける機会が増えてとてもうれしいですし、楽しみな気持ちでいっぱいです。皆さんと勝利の喜びを分かち合えるように頑張ります」と力を込めた。

式典には佐竹敬久知事(74)やパートナー企業など関係者72人が出席。佐竹知事は「元気ハツラツと小嶋(裕二三)ヘッドコーチやスタッフ、選手が自覚を持って頑張ることを期待しています。明るく、力強く、楽しく真剣に戦ってもらえたら」と激励した。

昨季は開幕16連敗で2勝22敗の12位。上位8位が参戦できるPOに向け、連勝で好スタートしたい。小嶋ヘッドコーチは「開幕までに強化と努力に励み、開幕後も1日1日、1試合1試合ずつ成長して頑張っていきたい」。開幕まで3週間。闘志あふれる指揮官の下、選手15人が最善の準備をしていく。【相沢孔志】