女子の18年グランプリ(GP)ファイナル女王で、昨季は右足首疲労骨折のため全休した紀平梨花(20=トヨタ自動車)が今季2戦目を迎える。

9月の中部選手権で2季ぶりに競技会復帰し、短い間隔での連戦になる。「出た方がすごく経験にもなるし、悪化させない程度にできたらいいかな。無理をし過ぎず、練習も控えめなんですけど、決めました」と説明。痛みはあるという。それでも試合で滑る経験を選んだ。

当面の目標は完治、そして年末の全日本選手権と決めている。ここは構成を落としながら挑む。「緊張感を感じすぎず、試合に出られるありがたみを感じながら、足のことを気にし過ぎずにやりたい」と見据えた。