日本(世界ランク7位)が2次リーグ3戦目でプエルトリコ(同17位)と対戦し、3-0(25-16、25-19、25-21)で勝利してベスト8進出に王手をかけた。

第1セットから石川真佑(22=東レ)、井上愛里沙(27=久光)、林琴奈(22=JT)らが躍動した。緩急をつけた攻撃で相手を惑わし、一時は9点差をつけて試合の主導権を握った。

勢いは第2セット、第3セットでも衰えない。島村春世(30=NEC)山田二千華(にちか、22=NEC)の移動攻撃がさえわたった。

故障明けのエース古賀紗理那(26=NEC)は、第3セットから出場。7得点を決め、コート内外でチームをけん引した。

これで日本は通算6勝2敗。8カ国が進む決勝トーナメント進出へ王手。2次リーグ最終戦で9日に開催国のオランダと対戦する。真鍋政義監督(59)は「相手は身長も高くてブロックもいい。サーブで崩していきたい」と話した。