静岡ブルーレヴズ(1部)が格下の2部チームに快勝した。40分×3本の三重ホンダヒート戦で47-19。2本目では、トライ3本と認定トライ2本を奪い、相手を大きく引き離した。2本目20分で出場した加入3年目フランカー杉原立樹(りき、24)は17分後、敵陣でラックから出た球を受け、守備をかわしてトライ。「目の前の空きスペースがしっかり見えた」と振り返り、「激しくなるレギュラー争いについていきたい」と力を込めた。

チームは先月28日まで、宮崎で6日間の合宿を行った。セットプレーからの攻撃などに重点をおき特訓。堀川隆延ヘッドコーチ(49)は「やりたい練習ができ、追い込めた」とレベルアップを強調した。今月13~18日には裾野市で合宿を行う。19日には静岡市・草薙総合運動場球技場で横浜キヤノンイーグルス(1部)戦に臨む。来月の今季開幕に向け、チーム力をさらに上げていく。【倉橋徹也】