ラグビー・静岡ブルーレヴズが3日、JR浜松駅北口近くでファンミーティングを開いた。17日の開幕戦(愛知)や25日のホーム試合(ヤマハスタジアム)などをPR。日本一の山を模したチーム特製「富士山ヘッド」をかぶって登壇した山谷拓志(たかし)社長(52)はファンに向け「25日の試合に来ない理由はない」と来場を呼びかけた。

“山谷節”をさく裂させた。妄想と前置きした上で「浜松にも1万人入るスタジアムをつくったら」と提案。ラグビーの試合はもちろん、音楽のまちとしてコンサートができ、「バイクメーカーがある地としてモトクロスレースもできたら」。一方でチームの知名度を上げ、若いファンを増やすため「いろいろなSNSでの情報発信にも力を入れたい」と話した。

もう1人の登壇者の五郎丸歩CRO(36)は、今季8戦あるホーム試合に「1人でも多くの方々に来てもらい、選手を後押ししてもらえたら」と希望。ボールキックゲームでは手本のキックを披露し、的に3発当てた子どもにレプリカジャージーを贈呈した。

4日のプレシーズンマッチ(大阪)のため、新幹線移動する直前の奥村翔(かける、24)ら6選手が飛び入り参加した。奥村は昨季8位の成績を振り返り「今季は優勝を狙います」と決意を示した。【倉橋徹也】