東レが堺に1-3で敗れ、22年最後のリーグ戦を白星で飾ることはできなかった。篠田歩監督(42)は「最後のフィニッシュの部分で堺と差があった」と唇をかんだ。これで、今季4敗のうち3敗が日曜日。“魔の曜日”を払拭できず、ホームでの連勝が「5」で止まった。

1100人の観衆が詰めかけた三島市民体育館が、静まりかえった。1-2で迎えた第4セット終盤。OH小沢宙輝(25)OPパダル・クリスティアン(26)の連続得点などで21-24と意地を見せたが、反撃が遅かった。最後は相手のスパイクが決まり、力尽きた。

小沢が、フルセットで競り勝った前日3日の21得点に続き、チーム最多18得点。MB西本圭吾(24)も7本のブロックを決めるなど気を吐いたが、勝利には結びつかなかった。「拮抗(きっこう)した場面が多い中、勝負どころで精度を欠いてしまった」と小沢。要所での“ミス”が響いた。

リーグ戦は、来年1月7日の再開まで一時中断。今後は9日に天皇杯が開幕し、チームは10日の2回戦で筑波大(茨城)-松本国際高(長野)の勝者と対戦する。お互いに勝ち進めば、準々決勝では再び堺とぶつかる。指揮官は「今日出た課題を修正して備えていきたい」。西本も「次はたたく」と顔を上げ、会場を後にした。【前田和哉】