日本ラグビー協会は21日、理事会を開き、女子15人制日本代表「サクラフィフティーン」を率いるカナダ出身女性のレスリー・マッケンジー・ヘッドコーチ(HC、41)に続投要請する方針を固めた。

岩渕健輔専務理事は「今日の審議、承認をもって要請します。今の日本の女子ラグビーを前に進めるには『引き続き、レスリーHCに要請するのがいいのではないか』という結論となった」とし、女子選手の活躍、世界とのネットワークを持つ点などが評価された。

マッケンジーHC率いる日本は今季、格上のオーストラリア、アイルランドからテストマッチで歴史的初勝利。だが、10月に行われたW杯ニュージーランド大会では強豪のカナダ、米国、イタリアと1次リーグで戦い、3戦全敗となっていた。