ノルディックスキー・ジャンプのCHINTAIが8日、札幌市内で会見を行い、女子のホープ一戸くる実(18=N高)の加入を発表した。

小林諭果(28)との2人体制となる。会見に臨んだ一戸は「26年ミラノ・コルティナダンペッツォ五輪でメダルを獲得することが目標です」と抱負を口にした。

06年トリノ五輪代表の剛氏を父に持ち、指導を受ける。W杯札幌大会では初めて代表入りを果たした。7日に行われた予選で飛躍後にスーツ規定違反による失格となり、本戦初出場はお預けとなったが「どれくらい通用するのか課題を明確にしたかった。(本戦上位30位の)W杯ポイントにはつながらなかったが、世界の高い壁が見えて自分の位置もわかったし、いい経験になった」と振り返っていた。

今後は9日HBC杯(札幌市大倉山)に出場し、12日のW杯蔵王大会予選に臨み、突破を目指す。2月には、代表入りが決まっている世界ジュニア選手権(カナダ)が待つ。