女子は古川学園(宮城)が誠英(山口)をフルセットの末に下し、23大会ぶり4度目の優勝。準Vだった1年前の雪辱を果たし、昨秋の国体に続いて、2冠を達成した。

誠英はフルセットの熱戦の末に力尽き、21大会ぶりの優勝を逃した。0-1から2セットを連取して栄冠に近づいたが、持ち味の粘りを発揮できなくなり、相手の強打を止められなかった。主将でエースの北窓は「勝ちたいという気持ちで、空回りしてしまった」と反省した。準決勝で全国高校総体覇者の金蘭会(大阪)に逆転勝ちし、ノーシードから10大会ぶりにたどり着いた決勝。北窓は「すごく楽しかった。思い切りできた」と笑顔で振り返った。