男子シングルス、男子ダブルス、混合ダブルスでの3冠に王手をかけている張本智和(19=IMG)が、3年ぶりの決勝進出を決めた。4-1で曽根翔(20=T.T彩たま)を破った。

第1ゲーム(G)から3連続でゲームを先取。第4Gは奪われたものの、第5Gでも粘り強くボールを返し、勝ちきった。3種目に出場し、連戦が続く中、疲労を感じさせないフットワークでゲームをものにした。

前日28日に男子ダブルスで優勝を収めた際には「(これまでの結果は)いったん忘れて、シングルスで優勝するんだとあらためて引き締め直して臨みたい」と闘志を燃やしていた。

5年ぶりの日本一&39大会ぶりの3冠を懸け、同日午後に前回王者の戸上隼輔(21=明治大)との決勝に臨む。