東地区3位のB2青森ワッツが、同地区2位A千葉に86-88の2点差で競り負け、今季2度目の4連勝を逃した。

最大10点差以上あったリードを守り切れなかった。86-86で迎えた第4Q残り32秒。A千葉・大塚裕士(35)の2点シュートがゴールネットを揺らし86-88。同点、逆転を狙ったラスト1プレーは、パスミスで相手ボールとなりジエンド。A千葉に同一カード連勝、貯金1がかかっていた大事な一戦を勝利目前で落とした。

第1クオーター(Q)から激しい打ち合いを展開。22-27とリードを許すも、第2Qは完全に青森が主導権を握った。4連続得点を挙げるなど、同Qを30-15と圧倒。イージェイ・モンゴメリー(23)がチーム最多の24得点をマークし、マックス・ヒサタケ(24)が豪快なダンクを何度も披露するなど、20得点を奪う活躍を見せたが、勝利にあと1歩届かなかった。

78-71で勝利した前日28日の試合後、高原純平HC(ヘッドコーチ、42)は「大塚選手など得点力のある日本人選手に取られた印象がある。そこを締めていければ明日(今日)も取れると思っている」と警戒すべき選手に大塚の名を挙げていた。だが、6本の3点シュートを含む両チーム日本人最多の23得点を許し、その勢いを止められなかった。

次節は2月4、5日、ホームに戻り、山形との東北ダービーを迎える。B1昇格が懸かるプレーオフ(PO)進出に向け、気持ちを切り替えていく。