国際柔道連盟(IJF)は29日、柔道女子63キロ級で2016年リオデジャネイロ五輪金メダルのティナ・トルステニャク(32=スロベニア)が現役引退したと公式サイトで伝えた。担ぎ技を軸に活躍し、21年東京五輪は銀メダル、15年に世界選手権を制した。

現在はIJFの審判講習会に参加し、国際大会を視察している。「自分の選択に満足している。選手としては求めていた以上のものを手にした。柔道で新たな人生を始められて幸せだ」とコメントした。(共同)