スケートボード・ストリートで24年パリ五輪の予選対象大会第2戦を兼ねる世界選手権で、日本勢が男女で表彰台に立った。

5日、決勝がアラブ首長国連邦(UAE)のシャルジャで決勝が行われ、男子は12歳で初出場の小野寺吟雲(ぎんう)が263・04点で同種目史上最年少メダルとなる3位に入った。東京五輪代表の白井空良(そら、21=ムラサキスポーツ)は8位。オルリアン・ジロー(フランス)が269・33点で初優勝した。

女子は、東京五輪覇者の西矢椛(15)が253・30点で銅メダルを獲得。準決勝1位の赤間凛音(りず、14)は4位、五輪銅メダルの中山楓奈(ふうな、17=ムラサキスポーツ)は5位。ライッサ・レアウ(ブラジル)が255・58点で初制覇した。45秒間に技を連発する「ラン」を2回、一発技の「ベストトリック」を5回滑って争った。

 

男子3位・小野寺吟雲 全決めできるように頑張るという気持ちで臨んだ。全部決めて3位になれてうれしかった。今後は宇宙に行ってスケボーができるように頑張りたい。

女子3位・西矢椛 3位にはなったが、乗りたい技に乗れなかった。悔しい。誰も乗れないトリックを大会で乗れるようにしていきたい。