バドミントンのS/Jリーグは12日、埼玉・サイデン化学アリーナで男女決勝が行われ、男子はトナミ運輸がジェイテクトに2-1で競り勝ち、5連覇を達成した。

女子は再春館製薬所が2-0でヨネックスを下し、2大会ぶりの優勝。最高殊勲選手賞(MVP)には男子がトナミ運輸の小林優吾(27)目崎駿太郎(20)組、女子は再春館製薬所の志田千陽(25)、松山奈未(24)組が選ばれた。

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トナミ運輸は亡き前オーナーにささげる優勝旗を手にした。

22年12月、トナミホールディングス社長だった綿貫勝介氏が逝去。ダブルスの保木は「これまでサポートいただいた社長に、5連覇したことを報告できてうれしい」と実感を込めた。保木はいつもペアを組む小林とではなく、コーチ兼任の園田とのコンビで前日の準決勝から戦った。「疲れが残る中で、ベテランの園田選手が引っ張ってくれた」と感謝した。