新潟アルビレックスBB(中地区)は茨城ロボッツ(東地区)に76-94で敗れ、連敗は7になった。茨城に前半で10本の3点シュートを決められるなど、前半終了時で32-50と18点リードされた。後半は要所でミスを犯して流れをつかめなかった。

前半の18点差は結果的に試合の点差になった。新潟は前半、3点シュートの成功は0。茨城には第1クオーター(Q)に6本、第2Qに4本決められた。第3Q、勢いに乗るシーンはあった。開始からPFケヴェ・アルマ(24)が3点シュート2本を含む8連続得点。40-50と追い上げ態勢に入った。だが、直後にターンオーバーが絡んで連続5失点。後半は流れをつかみかけたところでターンオーバーが出て、自ら反撃ムードを断った。

そんな中、若手のプレーが収穫になった。SGモサク・オルワダミロラ・雄太・ジョセフ(21)は第3Qに9得点。「積極的に行った。チームメートがいいタイミングでボールを回してくれた」。スピードに乗ったドライブから果敢にリングに向い、ベンチを盛り上げた。

リーグ戦は中断期間に入る。新潟の再開初戦は3月8日、アウェーの川崎戦。モサクは「負けて中断期間に入るのはいい気持ちではない。体を強くすることを課題にする」と話した。