新潟アルビレックスBBは初対戦のFイーグルス名古屋を78-59で破り、連敗を9で止めた。今季6勝目(35敗)でアウェー戦の勝利は1月7日の信州戦以来今季2勝目。2試合連続スタメンのルーキー、PGモサク・オルワダミロラ雄太ジョセフ(21)がキャリアハイの11得点。第1クオーター(Q)に6点を挙げ、1度もリードを許さず逃げ切ったチームの起爆剤になった。

モサクの華麗なプレーがチームを乗せた。第1Qの序盤、5-2からPFケヴェ・アルマ(24)のパスを受けてダンク。18-6からは左コーナーから3点シュート。相手にダメージを与える形で点を重ねた。

これまでの自己最多の10得点を上回るキャリアハイ。「少しでも結果を残せてうれしい」と表情を崩す。「攻撃はいつも通り迷わず」と果敢に攻めた。プロ入り初先発だった前節三河戦(15日)に続く2戦連続の先発。三河戦はチームが87-88と1点差で逆転負けする中、モサクは約15分の出場で5得点2アシスト、リバウンドは6。つかんだ感触を連続で巡ってきた先発で進化させた。

中断期間は藤原隆充アシスタントコーチ(44)とマンツーマンでシュート練習に没頭。積み重ねをしてきた自信がある。「1つ1つの機会を無駄にせず、コートに立ったときはベストを尽くす」。今季初の連勝がかかる今日19日の2戦目も、チームに勢いをもたらす。