男女計4階級が行われ、世界選手権(5月・ドーハ)代表で女子70キロ級の新添左季(自衛隊)が優勝した。初戦の2回戦から5試合に勝利。決勝は2年連続世界女王のバルバラ・マティッチ(クロアチア)に延長戦で優勢勝ちし、本番へ弾みをつけた。

昨年の世界選手権3位で26歳の新添は今年最初の実戦だった。得意の内股を軸に勝ち上がり、準決勝ではイスラエル選手を下した。他の3階級に日本選手の出場はない。(共同)