日本男子は、個人戦の金メダルが男子66キロ級の阿部一二三(25=パーク24)の1個に終わった。ゼロだった09年に次ぐ低調ぶり。代表2人で臨みながら表彰台を逃した100キロ超級など他の6階級では決勝進出もなく、来年のパリ五輪へ危機感が高まった。
鈴木桂治監督は「私の責任。この結果を重く受け止める」と神妙な面持ちで語った。
ショックは深く「このまま僕が監督でいいのか…。『こいつに託せるのか』という考えがある方もいると思う」と弱気な発言も。最後は「この悔しさを、ぜひパリで晴らしたい」と震える声で巻き返しを期した。(共同)