来季B2降格が決まっている新潟アルビレックスBBの選手が21日、長岡市のリバーサイド千秋でのトークイベントに参加した。

PG渋田怜音主将(24)、PGモサク・オルワダミロラ・雄太・ジョセフ(21)、SF玉木祥護(26)がファンと交流した。

3人はトークショーやゲーム、プレゼント抽選会などで盛り上げた。ホームのアオーレ長岡の雰囲気を聞かれた玉木は「声出し応援が解禁になって、相手を威圧するような雰囲気でした」とファンの後押しに感謝した。モサクはオフの過ごし方について「米国から友だちが来るので、久しぶりに会います」とプライベートをのぞかせた。

会場のイベントスペースには約500人が集まった。午後1時の開始前から人だかりができた。午前10時から整理券が配布された先着60人分のイス席を求めて、200人が列をつくったほど。B2降格が決まっても熱いファンは多い。渋田は「シーズン中はファンの方々と触れ合う機会がなかなかない。オフならではの楽しい時間を過ごせました」と感想を話した。

新潟はここまで6選手がリーグの自由交渉選手リストに公示されている。渋田、玉木、モサクも含まれているが、3人とも来季については「まだ何も決まっていない」と話した。クラブは交渉を続けていくとしている。【斎藤慎一郎】