男子プロバスケットボール・Bリーグに所属する静岡県出身選手が24日、清水東高体育館で「2023ドリームクリニック」を行った。コロナ禍の影響で開催は4年ぶり2度目。
講師にはB2熊本PG山本柊輔(29=横内ミニバス出)B1仙台PG青木保憲(28=長田東ミニバス出)B2福岡SG白戸大聖(28=熱海ミニバス)、来季B2昇格を決めた静岡SF村越圭佑(29=駒形田町ミニバス出)ら現役選手11人が務めた。クリニックは2部制で行われ、県内小学生約240人が参加した。
参加者は4つのグループに分かれ、攻撃や守備の指導を受けたほかミニゲームでプロ選手たちと対戦。参加した韮山ミニバスの渡辺提樹(たいじゅ)くん(韮山南小2年)は「プロの選手は大きくてうまかった。僕もなりたい」と目を輝かせた。
発起人の1人である山本は「この景色を久しぶりに見て正直ほっとした。今後もバスケ文化を根付かせ、静岡を盛り上げていきたい」と意欲を示した。【山口昌久】