レスリング女子53キロ級の藤波朱理(19=日体大)が21日、世界選手権で2大会ぶり2度目の優勝を果たした。

既に代表を決めている来年のパリ五輪での金メダル獲得へ弾みをつけた。

三重県出身の藤波は中学時代の2017年9月から連勝を続け、今大会で127にまで伸ばした。世界選手権は21年に17歳で初出場して優勝。連覇の懸かった昨年は大会直前に左足甲を痛めて欠場したが、世界一に返り咲いた。(共同)