カヤックシングル準決勝で男子の田中雄己(駿河台大)が15位、女子の矢沢亜季(昭和飛行機都市開発)は28位でいずれも五輪出場枠を獲得し、五輪代表に決定した。田中は初、矢沢は3大会連続の五輪出場となる。

ともに上位10人による決勝には進めなかったものの出場枠が与えられる、各国・地域の最上位選手のうちの15番手以内(既に出場枠を獲得している選手を除く)に入った。日本カヌー連盟の規定で枠を獲得した選手は五輪代表に決まる。

男子の足立和也(ヤマネ鉄工建設)は33位だった。

◆田中雄己の話 すごくうれしい。レース前より手が震えている。予選の前々日ぐらいから大きな舞台を目の前にして、うまく寝られなかったが、レースでは集中できた。

◆矢沢亜季の話 (五輪)出場が決まって、まずはうれしい気持ちとほっとした気持ち。ただ、この大会でしっかり成果を出そうとやってきたので(順位で)結果が出せなかったのは悔しい。

(共同)