競技が本格化し、柔道は女子48キロ級でパリ五輪代表内定の角田夏実(SBC湘南美容クリニック)が今大会で日本の金メダル1号となり、前回大会の52キロ級に続く2階級制覇を飾った。男子66キロ級の田中龍馬(筑波大)も優勝した。
競泳は女子50メートル平泳ぎで32歳の鈴木聡美(ミキハウス)が30秒14の日本新記録をマークし、男子100メートル背泳ぎの入江陵介(イトマン東進)とともに銀メダル。前回6冠の池江璃花子(横浜ゴム)らで臨んだ女子400メートルリレーも2位だった。
体操の男子団体総合決勝で日本は中国に及ばず銀メダル。ローイング(旧ボート競技)の女子かじなしフォアで日本が2位に入り、今大会の日本勢初メダル。近代5種の日本は男女ともパリ五輪の出場枠を獲得した。
◆角田夏実の話 絶対に勝たないといけない試合だった。パリ五輪に向けて減量や調整方法をいろいろ試せたことも良かった。こんな感じで大丈夫かなと思ってしまうくらい落ち着いていた。
(共同)