昨季の4大陸選手権3位の千葉百音(18=木下アカデミー)が、合計160・88点で2位になった。
「海の上のピアニスト」を演技。SP首位で臨んだが、フリーはダブルアクセル(2回転半)-3回転トーループのセカンドジャンプや3回転ループで転倒。ジャンプを決めきれず、得点は100・0点にとどまった。
「残念な、悔しい演技をしてしまった」。
大会直前まで調子が上がらず「現地に入ってやっと調子が戻ってきた感じだった。そんな状態だと、緊張した場面ではそういう演技になってしまうかな」と肩を落とした。
今季、グランプリ(GP)シリーズには2戦エントリーしている。そのシリーズ第1戦スケートアメリカ(20~22日、アレン)は、およそ2週間後に近づいてきている。
「今のままではいい演技ができないと思う。スケアメは緊張すると思うけど、出発するその日までに自信をつけられるように頑張ります」と話していた。