陸上ハンマー投げで9月30日、男子決勝でクウェート選手が投げたハンマーが男性審判員を直撃するアクシデントがあった。ロイター通信によると、サークル外の椅子に座っていた審判員の右脚に当たり、血が噴き出るほどの大けがだった。現在は容体が安定しているという。

投げた直後に選手が駆け寄って止血し、審判員は担架で運び出されて病院に搬送。右脚腓骨(ひこつ)の骨折と診断された。ハンマーを投げるサークルには取り囲むような防護ネットがあるものの、勢いよく放り出されたハンマーを止められなかった。(共同)