第75回全日本大学バスケットボール選手権(インカレ、東京など)が開幕し、県勢男子では浜松学院大が2年連続2度目、女子の静岡産大は3年ぶり2度目の出場を果たす。

両チームとも予選リーグからスタート。浜松学院大は5日に環太平洋大、6日に富士大と対する。静岡産大はきょう4日に聖カタリナ大、5日に広島文化学園大と対戦。2校は負けられない2試合を戦い、決勝トーナメント進出を狙う。【倉橋徹也】

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静岡産大のエースでPG池上慶(3年)が、選手生活最後の4年らを上位入賞へと導く。池上は今季の東海学生リーグ戦(女子1部)の個人ランキングで得点部門2位を獲得。3点シュートは7本ながら、2点シュート120本をリングに沈めるなど1位に4点差の294得点で、全国出場に貢献した。さらにはリバウンド王(163本)も奪取。ただ全国では、その実力にこだわらず「チームを勝たせることを優先しプレーしたい」と決意を述べた。

チームの司令塔として、池上は自分が一番冷静にプレーすることを心がけている。これまでのバスケ人生で初の大舞台だというが、「試合の流れを引き寄せ、崩さないようにしたい」と力を込めた。得点源は、山田圭介監督(44)から「ドライブやジャンプからのシュートはいいものをもっている」と期待された。

チームは3年前の全国初出場時、1回戦(60●67順大)で姿を消した。その時の1年生が今の4年生だ。主将のPF藤田玲和音(れのん、4年)は「自分たちで戦略を考え、フィジカルの強さも高めてきた」と胸を張る。リバウンドの競り合いやシュート時に当たり負けしないよう練習を重ねてきた。本大会に向け、試合運びの細かな組み立てを詰めてきたという。藤田は「東海リーグの時よりレベルアップしたチームで臨みたい」と、まずは決勝T進出を見据えた。