【北京=藤塚大輔】2年連続2度目の出場となる三浦佳生(18=オリエンタルバイオ/目黒日大高)が94.86点をマークした。

冒頭の4回転サルコーに連続ジャンプを付けられなかったものの、トリプルアクセル(3回転半)成功、そして演技後半へ。4回転トーループに3回転トーループをつなげるリカバリーを遂げ、今季ベストで落着した。

演技を振り返って、まずは「前3選手がすっごい、いい演技で。すごい緊張というか、まあ会場も広いですし、やっぱり何か去年を超えてくるような緊張が襲ってきたんですけど」。続けて「あと何か、前の選手の点数を待ってる時に、何かトコジラミみたいな虫いて、ガチです、ガチです。リンクの真ん中にいて、それ取ろうか迷ったんですけど、ちょっと自分の演技に邪魔なんで、一応、取ったんですけど、怖かったっすね。それでちょっと別のコースあって、まあ逆に、会場とか、前の選手とかを見ての緊張感はなくできたかなって思うので、まあ虫がいて良かったなと。ちょっと微妙なとこなんですけど」と笑わせた。

前日練習を終え「ナメんなよ!」と、あえて強気に声を上げていた。

「現状、自分が立場的には下ですし、全然みんなより実力が下なの分かってるんですけど、ただその中でやっぱりナメられたくないな、っていうのあります」

18歳は自らを奮い立たせるように言い放った。

報道などを見ていると、宇野、鍵山、シャオイムファ、マリニンがフォーカスされていた。「4人で注目されがち。完全に忘れられてるなと」。卑屈になっているのではない。むしろ、カンフル材料で「みんなの中で僕はもう眼中にないので、この大会で足痕1つでも残せたらいいな、って思ってます」と下克上をもくろんでいた。

宇野が世界最高、鍵山も2位で続き、さらにはエイモズも好演技を披露した。

「前3人が良すぎたから心が落ち着いていなかった」とキス・アンド・クライでホッとしながら、まずまずの発進とした。

 

【フィギュア】三浦佳生、鍵山優真、宇野昌磨が出場 GPファイナル/男子SP速報中