東地区4位仙台89ERSが、中地区4位三河に76-83で敗れた。阿部諒(28)は9得点にとどまり、6試合連続2桁得点ならず。開幕から9試合連続でホームは満員御礼となったが、ホーム3連敗を喫した。次節は16、17日、アウェーでFE名古屋と対戦する。

 

天皇杯と前日9日の第1戦で敗れ、仙台が「三度目の正直」を目指した一戦でも勝利を逃した。第1クオーター(Q)は途中出場した片岡大晴(37)の得点でつなぎ、5点リードで第2Qへ。だが、終盤はファウルが重なってフリースローを献上。オフェンスは9得点に終わり、4点をリードされて前半を折り返した。阿部は「ゾーン(ディフェンス)に対して僕らが攻めきれず、ディフェンスにも影響してランを取られた」と振り返った。

後半は取られても取り返す一進一退だったが、1度も逆転できなかった。4点を追う第3Q残り1分は西田優大(24)の連続得点で9点差に離され、第4Qも最後まで粘りを見せたものの、フリースローでリードを維持された。藤田弘輝ヘッドコーチ(37)は「素晴らしいゾーンディフェンスをされ、決定力も非常に高くて西田選手も本当に素晴らしい選手。天皇杯を合わせて勝てなかったのは悔しいが、良くなるために捉えたい」と切り替えた。

試合後、今季限りでJ2仙台を退団するDF蜂須賀孝治(33)の「12年間お疲れさまセレモニー」が開かれ、片岡が名前入りのユニホームと花束を贈呈した。蜂須賀は「どっちに転んでもおかしくない試合を毎回している。常に試合を見てパワーをいただいているので、シーズン最後まで89ERSらしく戦っていただけたら」とエールを送った。次節でシーズン全60試合の1/3となる20試合目を迎える。敵地で連敗を止め、仙台に戻ってくる。【相沢孔志】