ベルテックス静岡が、2連勝を逃した。西地区首位・福岡との2連戦目は、相手守備に阻まれ77-89と敗れた。初戦(80○73)で白星を奪われた相手が守備を修正。それに対応しきれなかった。チーム日本人選手最多10得点のPG岡田雄三(27)は「チームでボールを回していいシュートを打つことができた時間が少なかった」。上位との力差に唇をかんだ。

第2クオーター(Q)では残り5分を切るまで攻撃を封じられた。1Qを20-17とリードして終えていたが、あっという間に逆転を許した。岡田は「全員がもっとリバウンドの意識をもてたら」とも付け加えた。前半を28-38で折り返し3Qで食らいついたが、ずるずると傷口を広げ、最大21点差をつけられた。

第3Q途中からファクンド・ミュラー監督(50)はPG大塚勇人(33)を投入した。古巣相手に大塚は「自分が雰囲気を変えようと力も気持ちも入れた」。最終Qでは開始10秒で2点を奪い、50秒後には3点シュートを沈めて会場を沸かせた。だが底力を見せつける相手に差を詰められないまま終了。指揮官は「守備がチーム全体でできていなかった」と反省した。

福岡とは2節をはさんで再びホーム(23~24日、沼津市総合体育館)で対する。ただその前に次節(16~17日)アウェー戦では東地区首位でリーグ最高勝率9割超のA千葉との2連戦が控える。岡田は上位チームの修正力に触れ「相手が対策してきたところにどうやってチームでプレーするか」と2連勝を奪うための課題を挙げた。【倉橋徹也】