ブレス浜松が、今季ホーム最終戦で貴重な1勝をつかんだ。JAぎふリオレーナとの上位対決に3-1。クラブ創設初の7連勝で、詰めかけた約1400人の観客を喜ばせた。浜田義弘監督(51)は「立ち上がりからサーブで崩し、良いバレーができていた。何より選手が、最後まで粘り強く戦ってくれた」と目を細めた。

現在リーグ得点女王(323点)のOP若泉佳穂(24)が躍動。相手の厳しいマークを受けながらもチーム最多の25得点(アタック20・ブロック4・サーブ1)を挙げた。「今日1番のプレーは最終セットのブロックです」。2-1で迎えた第4セット。一進一退の攻防の中、8-9から同点、11-11から勝ち越しと、大事な局面で2本のブロックを決め、勝利をたぐり寄せた。

攻撃陣を支えるOH早川京美(23)も攻守で活躍。前日の熊本戦(3○0)に続き、この日も19得点を記録。バックアタックは前日5本、この日は7本と増加。決定率45%と好調ぶりを見せつけた。「前回負けていた相手にチーム一丸で攻め切れた」と早川。相手の指揮官からも「打点が高くてスキルの高い選手だった」と評価された。

上位3チームで争うファイナルステージ(3月23~24日)進出を狙うチームは、これで9勝5敗(勝率6割4分)の5位。残り4試合で3位(同7割3分)と勝ち点1差。若泉は「自分たちの力が試される戦い。絶対に勝ち切りたい」と、24日のアウェー千葉戦を見据えた。【山口昌久】

○…この日、クラブは県西部地区の8市町と「包括連携協定」を締結した。試合前のコートに7市(湖西・浜松・磐田・袋井・掛川・菊川・御前崎)1町(森)の関係者が一堂に集結し、記念撮影が行われた。地域のスポーツ振興の推進や健康増進等が目的。クラブは今後さらに連携を深め、新たなSVリーグ・クラブライセンス取得等にも、取り組んでいくことを予定している。