Wリーグ新潟(14位)は第10週の24、25日、アランマーレ(11位)とホームの阿賀野市水原総合体育館で対戦する。パリ五輪予選のため2カ月中断していたリーグ戦の再開初戦が、今季のホーム最終カード。左腕の負傷で離脱していたルーキーのC金沢英果(23)が三菱電機戦(昨年11月11日)以来、約3カ月半ぶりに復帰する。

「やっと試合に出られる。ワクワク感がある」。金沢英は笑顔で復帰戦を迎える。24日の1戦目に出場すればリーグ戦は10試合ぶりだ。新潟は2勝16敗で最下位の14位、アランマーレは3勝15敗の11位。連勝すれば最下位を脱出する。「中で体を張って頑張らないと」と役目は分かっている。

実戦練習に本格的に合流したのは16日で、直後の山形銀行との練習試合(17、18日)には計20分ほど出場。「思ったよりやれた」と好感触を得た。伊藤篤司監督(51)は「まだ試運転」と言う一方、「いるだけでも違う」と期待を寄せた。

11月11日の三菱電機戦で負傷した。その前週のアウェー東京羽田戦(69-61)では25得点でチームの今季初勝利に貢献。開幕から9試合出場で1試合平均8・44得点、合計48リバウンドとインサイドの攻防では不可欠な存在になっていた。

別メニューの期間をポジティブに捉えた。「自分が入ったらどう動けばいいかを見られた」。全体の動きが止まった時に積極的につなぐ、苦しい場面でリバウンドに行く。求められるプレーを改めて把握した。

新潟はホームはまだ未勝利。チャンスはあと2試合。金沢英は「今まで以上に気持ちを入れる」と集中してコートに立つ。【斎藤慎一郎】

○…主将のSF西垂水美桜(25)は中断の間、五輪予選の日本代表戦を動画観戦したという。「身長が低い日本がどうやって勝つのか、気持ちの面も見させてもらった」。代表メンバーもリーグ戦に戻ってくることは「ああいう舞台で戦った選手とリーグ戦で試合ができることに感謝したい」と刺激になる。その上でアランマーレ戦を重視。「応援してくださる方のために勝ちたい。五輪予選を見て強く思った」と意欲をみせた。