“悔しい1敗”を成長につなげる。アランマーレ秋田がアウェーで新潟に61-71で敗戦。チーム最年長の森ムチャ(35)はインサイドで奮闘し、チーム最多13得点、14リバウンドの「ダブルダブル」で存在感を見せたが、チームは今季2度目の同一カード2連勝を逃した。次週は3月2、3日、秋田・大館でアイシンと対戦する。

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今季ホーム最終戦の新潟に振り切られ、選手たちは悔しげな表情を浮かべた。第2クオーター(Q)は23-33と一時10点差とされたが、森らの連続得点で逆転。3点リードの第3Qからは一進一退が続き、第4Q残り3分で60-66と6点を追う展開。だが、その後はオフェンスファウルやシュートの精度を欠いて得点できず、さらにリードを許した。小嶋裕二三ヘッドコーチ(56)は「我々の力不足というか、地力不足。そういうものが結果につながった」と悔やんだ。

11連敗を止めた第1戦の翌日。気持ちを切り替えて挑んだが、森は「向こうの方が勝ちたい気持ちや『勝つ』という気持ちがプレーに出ていた」。強豪のトヨタ自動車、デンソーを経て、リーグ3季目のアランマーレ秋田に今季加入。経験豊富だからこそ、第4Q終盤のような厳しい時間帯で得点するために必要なことを熟知している。「慌てないことはもちろんだが、強い気持ちを持ってリングに向かうことができないとシュートを決められず、良いプレーも出ない」。

今季はもう残り6試合。アイシン、東京羽田、三菱電機といったプレーオフ進出を争う相手との対戦を控えるが、秋田での試合が4試合と、応援の後押しを受けて勝利を積み重ねたいところだ。指揮官は「痛い負けだが、まだ望みはある。去年より良い成績を残さないといけないと思うので、そのために頑張らないといけない」。勝敗は変わらない-。連敗しないためにも厳しい時間帯での得点能力に磨きをかけていく。【相沢孔志】