節目が新たなスタートだ。東北・千葉百音(18=木下アカデミー)が1日、仙台市内の同校で卒業式に出席した。2月はフィギュアスケートの4大陸選手権(中国・上海)で初優勝。この日の式典で「特別功績賞」が授与され、大きな拍手が送られた。クラスメートとの交流を終え、寂しい気持ちはあるが、「おのおの目指したい将来像があると思うので、私も自分の目指している姿に向かって頑張るだけ」と前を向いた。

シニア1年目の今季は今後、世界選手権(3月18日~24日、カナダ・モントリオール)に出場する。「一番大きい大会に出るからには『やり切った』と思えるような演技ができるように練習を頑張りたい」と約2週間後の大会に向け、しっかり調整していく。「良い感覚をつかんで日本に帰ってこられるように。とにかく今、自分ができる最高の演技をすることを目標に頑張る」と意気込んだ。

進路は早大人間科学部通信教育課程に決定。同校OBの羽生結弦さんと同じ道をたどり、拠点の京都で技術を磨きながら大学の学習を進める。20歳で迎える26年ミラノ・コルティナダンペッツォ冬季五輪まで、あと2年。「あっという間に来ると思うので、その時に備えてしっかり自分のスケート人生のピークを持っていけるように、1歩1歩力強く階段を踏みしめて上がっていけるように。常に全力だけど、ケガと病気に気をつけて日々努力していきたい」。成長著しい若きスケーターが頂点へと歩み続ける。【相沢孔志】